あなたは、身近な人が出版したとしたら、どんな人の本を買いたいと思いますか?
もちろん、関係上、買ってあげたくなる場合や買わなくてはならない場合もあるでしょう。
そういう意味では、周りの人とそういう関係性を構築しておくことも重要です。
そのためにどうすればいいのかといえば、答えは3つ。
ひとつは、恩を売っておくこと。
恩を売ったら、必ず返したくなるというのが人の心情ですから、常日頃から恩を売っておくということが重要です。
もうひとつは、恩を売りたいと思われる存在になる、ということ。
自分自身が何かしらの影響力を持ち、「あの人に恩を売っておいたら、なんかいいことあるんじゃないか」と思われるようになるということです。
そして、最後は強制力。
師弟関係など、相手に何かやらせられる関係性ということです。
でも、この程度では、本を出版したとしても、応援はしてもらえるかもしれませんが、買ってもらうにはまだ弱いです。
関係上、本を買うのは、「買ってあげる」という心理。
でも、必要なのは、「この人の本なら買いたい」と思ってもらうことです。
では、最初に戻りますが、あなたは、身近な人が出版したとしたら、どんな人の本を買いたいと思いますか?
それは、何かの第一人者の本なはずです。
第一人者とは、何かの先生だったり、圧倒的な実績をお持ちだったり、尊敬や信頼を寄せていたり…そういう存在です。
逆に言えば、そういう存在になっていなければ、応援はされるかもしれませんが、支出を伴う本を買うという行為にまでは至りませんからね。