やっと念願の出版が実現したとき、たまに著者の態度が豹変することがあります。
どうも、著者になると、鼻高々になるようです。
周りを見下したり、態度が大きくなったり…中にはブログの文体も、急に変わることもあります。
ずっと出版に携わってきて思うのですが、出版したからって偉くなったわけではありません。
しかも、そういう著者のほとんどがオファーをされて出版したのではなく、自分で出版したいと思って実現されてますからね。
出版しても、謙虚な気持ちを持って、「著者の先生なのに、腰低いですね」と言われたほうが絶対にプラスになります。
本を出しても絶対に態度は変えない。これに気をつけてください。
買ってくれたご恩、出版させてくれたご恩というものを忘れてはいけません!
それらのご恩は、本を売ることでしか恩返しすることはできませんからね。
しっかりと販促することを、日々、意識するようにしてください。
また、出版をして、ブランディングできると、いろんなところに誘われるようになります。
イベントやセミナーなどにゲストで呼ばれたりします。
ただ、何も考えずにひょいひょい引き受けていると、気軽に会える人という認識を持たれてしまい、安く見られてしまうことがあります。ブランドを維持しようと思ったら、ある程度の希少性を持った方がよいのかもしれません。なんでもかんでも安請け合いするのではなく、露出頻度なども意識しましょう。
あとは、行った先々で接する人たちとの距離感。
これも大切です。
近すぎると、なれなれしく思われてしまいます。
ある一定のところで距離感を保っておかないと、あとで面倒なことになってしまうこともしばしば…。
だからと言って、突き放すと、「偉そうだ」と言われてしまいます。
あなたのキャラクターに合わせた距離感があると思いますので、そこもぜひ意識するようにしてください。