出版したらファン作りをストップするわけではありません。
むしろ、その書籍をきっかけに次の本に向けたファン作りが必要なのです。
それを繰り返すことで、雪だるま式にファンを増加させ、安定した著者としてのポジションを築いていきましょう。
では、書籍をきっかけにファンにするにはどうすればいいのでしょうか?
それは、その書籍の読者をファン化させるということです。
読者というのは、本好きか、何か悩みがある、もしくは、夢や欲求がある場合に本を買います。
この中で、悩みや欲求にというのは、求められている情報ということです。
つまり、悩みを解消するような企画、欲求を満たすような企画で出版をしたら、その読者は自分が求めていることに対いして応えてもらうわけですから、圧倒的な感謝と信頼を寄せる結果になります。
だからこそ、悩みを解消するような企画、欲求を満たすような企画で出版した方がいいわけです。
自伝を出したいとか、成功本を出したいとか…、よくわからないふわふわした本を書きたがる方が多いのですが、そういう本を出したとしても、その読者はファン化しないんです。
また、せっかく悩みを解消するような企画、欲求を満たすような企画で出版したとしても、肝心の答えをはぐらかして、「つづきはウェブで」というような書き方をされる方がいらっしゃいます。そうやってバックエンド商品につなげるわけですが、読者の気持ちになって考えてみてください。果たして、そういう著者さんと信頼関係は築くと思いますでしょうか。
それだと、一時的にバックエンド商品が売れることはあるかもしれませんが、長続きはしませんし、へたしたらレビューが荒れるようなことになりかねません。
なので、本というのはあくまで、読者と信頼関係をきっちりと作るためのツールだと思ってください。
そして、読者と信頼関係をきっちりと作れる本を出版するようにしましょう。